コント入門
設定と演技力で異世界を作り上げる、笑いの演劇
コントは登場人物と状況設定を作り、その中で笑いを展開するスタイルです。漫才が「言葉のやり取り」を武器にするのに対し、コントは「演技」と「世界観」が重要。キングオブコントで磨かれた高密度な短編が人気を博しています。小道具や衣装を使うこともあり、視覚的な笑いも楽しめるのが特徴です。
コントとは何か
コントはフランス語の「conte(短編小説)」が語源。芸人たちが特定のキャラクターや設定を演じながら笑いを作ります。「お医者さんとそれに翻弄される患者」「上司と部下」といった日常シーンから、非日常的なファンタジー設定まで幅は無限大です。漫才と異なり、衣装替えや小道具、複数キャラクターの演じ分けなど視覚的な要素が加わることも多く、バラエティに富んだ表現が可能です。
漫才との違い
漫才がほぼ素(す)の芸人同士のやり取りなのに対し、コントは明確なキャラクターを演じます。そのため演技力と脚本の完成度が重要。優れたコントは短編映画のような完結した世界観を持っています。また漫才はマイク1本で完結しますが、コントでは舞台の転換・衣装・小道具を用いることで、より複雑なシチュエーションを描けます。バイきんぐ、かまいたち、ジャルジャルなどがコントの名手として知られています。
見るべきポイント
コントを見るときは「伏線」に注目しましょう。冒頭で何気なく置かれた設定が、ラストの大爆発につながる構成が多いです。また「キャラクターの一貫性」—どんな理不尽な展開でも、そのキャラクターらしい反応をしているかどうか—も質の高いコントの見どころです。さらに「緊張と緩和」のバランスも重要で、緊張感を高めてから一気に弛緩させることで最大の笑いを引き出す技法が随所に使われています。
キングオブコントについて
コント日本一を決める大会「キングオブコント」はTBS系列で毎年9〜10月に開催されます。2008年の第1回からスタートし、バナナマン・ロバート・かまいたち・ハナコ・空気階段・ビスケットブラザーズなど歴代優勝者を輩出。各コンビが3〜5分のコントを披露し、芸人審査員の投票で勝者が決まります。M-1と並ぶお笑い最高峰の大会として多くのファンに注目されています。
よくある質問
コントと漫才、どちらが難しいですか?▼
一人でコントはできますか?▼
コントの動画
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